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🔵 奏で継ぐヒロシマ~被爆を生き抜いた2つの楽器~
(2021年8月6日)
8月6日の夜、広島平和記念公園レストハウスから、「明子さんのピアノ」と「パルチコフさんのバイオリン」の被爆を生き抜いた2つの楽器について話と演奏がオンラインで配信されました。ピアノ三原有紀さん、ヴァイオリン坂 直さんの演奏されました。
🔵 藤倉 大作曲「Akiko's Piano」世界初演
(2020年8月5〜6日)
2020年8月5〜6日の藤倉 大作曲「ピアノ協奏曲第4番 Akiko's Piano」広島交響楽団による世界初演のコンサートが行われました。指揮者・下野竜也 × ピアノ演奏者・萩原麻未。素晴らしい名演と名曲の誕生に観客席から惜しみない拍手が鳴り続けました。
🔵 NHK番組「れいわのへいわソング」でコトリンゴさんが演奏
(2020年8月6日、9日)
2020年8月6日(中国地方)と9日(全国)で放送予定の「れいわのへいわソング」の中で、レストハウスを訪ねたコトリンゴ(「この世界の片隅で」の音楽を担当)さんが、明子さんのピアノに出会い、演奏するシーンが流れました。
🔴 岩波ブックレット「明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ」出版
(2020年7月3日)
多くの資料、日記、写真から明子さんの生涯を丁寧に追っています。緻密な取材から Music for Peace で初演される藤倉大のピアノ協奏曲「Akiko’s Piano」作曲の経緯が明らかになっていて興味深いです。
明子さんの生涯だけでなく、その時代、明子さんに関わった人たちが、丁寧な取材に基づいて描かれていて、平和について改めて深く考えさせられます。また、この連載の途中で、女学院のロシア人音楽教師であったセルゲイ・パルチコフさんと明子さんの関係も明らかになりました。第3部がスタートしています。
🔵 藤倉 大氏 明子さんのピアノのもとへ
(2019年2月24〜26日)
藤倉 大氏がピアノ協奏曲第4番となる「Akiko's piano」の作曲のために「明子さんのピアノ」が保管されている坂井原 浩さん(調律師)の工房へ来られました。そして、3日間、ピアノと対話されていました。世界初演は2020年8月5〜6日広島交響楽団(広島で!)。カデンツァの部分で明子さんのピアノも登場します。どんな曲になるのかとても楽しみです。
3月8日「明子さんのピアノ」は、すみだトリフォニーホールで 東京デビューしました。
その「明子さんのピアノ」を弾いてくださった萩原麻未さんの演奏動画がテレビマンユニオンチャンネルにて公開されました。
🔴 丘山万里子さんのウェブ音楽批評誌「Mercure des Arts」にP・ゼルキンCD批評
(2018年5月15日)
丘山さんは「私は仕事柄、また偏屈であるので、どんな趣旨であれ、何かを売るのに協力したいと思ってものを書いたことはない。ただこのディスクは、ずっとそばに置きたい、多くの人が置いてくれたらいい」と記してくださっています。
🔵 広島交響楽団が「明子さんのピアノ」と協演
(2018年5月25日)
バーンスタイン生誕100年の今年、広響の定期はオールバーンスタインのプログラム。そのメイン曲、交響曲第2番「不安の時代」の中でアップライトピアノの出番があります。それを「明子さんのピアノ」が受け持ちました。原爆で傷ついた「明子さんのピアノ」の音色が、第2次世界大戦の悲劇によって揺るがされる心情を表現した曲に、とてもあっていました。5月25日は、奇しくも明子さんの92回の誕生日でした。
🔴 MUSIC FOR PEACE~アルゲリッチとゼルキンのチャリティーCD 同時発売
(2018年3月3日)
マルタ・アルゲリッチさんが広島交響楽団(秋山和義指揮)と「平和の夕べコンサート」で協演した演奏が待望のCDとして発売されました。曲は ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とシューマンの「夢のもつれ」。もう1枚は、ピーター・ゼルキンさんが弾くバッハ、モーツァルト、ショパン。ピアノは明子さんのピアノです。曲は、コラール前奏曲「愛する御神に全てを委ね」ほか。雑誌「レコード芸術」で両枚とも「特選盤」として高く評価されました。
2枚のCDとも、収益金は全て「明子さんのピアノ」の保全に使われます。
🔵 AERAに「明子さんのピアノ」特集掲載
(2018年3月19日発売)
「被爆ピアノ 祈り奏でる 傷痕と日記が悲劇を証言する」と題して2ページにわたって特集ページを組んでいただきました。斎藤珠里さんの文章は、「明子さんのピアノ」について丁寧に時系列に説明されていて、とてもわかりやすいです。そして、読んだ誰もが、音楽と平和との関わりについて考えさせられます。
🔴 Action! for Peace 被爆ピアノ演奏会
(2018年3月17日)
「Action! for Peaceは、広島市主催の中高校生ピースクラブの卒業生を中心とした、若者の平和活動団体が「明子さんのピアノ」で被爆ピアノコンサートを開催しました。会場は中区のゲヴァントホール。中学生〜大学生が中心にピアノを弾き、とても温かい会でした。
🔵 すみだトリフォニーホールにて 萩原麻未演奏会
(2018年3月8日)
東京大空襲と広島原爆の記憶を共有し、平和を祈念するコンサート(広島交響楽団)が開催されましたが、そのコンサートに先立って、萩原麻未さんが弾く「明子さんのピアノ」が披露されました。いつもコンサートの時は素敵なドレス姿の麻未さんですが、この日は黒のシンプルなワンピース。靴もぺたんこ靴。豪華な椅子ではマッチしないからと、背もたれのついた椅子に変えられるという細かな心配りをしてくださいました(写真はリハーサル中の写真です)。
🔴 ベンジャミン・フリス ピアノリサイタル
(2018年2月17日 坂井原調律事務所)
🔵 “Music for Peace“ ワークショップ2018
(2018年1月9日 牛田中学校 主催・公益社団法人 広島交響楽協会)
海外のジャーナリストが、広島に来た交換留学生と共に牛田中学校を訪ねて、「明子さんのピアノ」の番組制作に携わった生徒たちとワークショップを行いました。