AKIKO'S PIANO
明子さんの被爆ピアノ

明子さんのピアノとパルチコフさんのヴァイオリン」が刊行されました。
西村文、二口とみゑ、廣谷明人共著
ガリバープロダクツ発行 1,980円(税込み)
広島の平和記念公園内にある被爆建物『レストハウス』にある被爆ピアノと、広島女学院が所有する被爆ヴァイオリン。アメリカ、ロシア、ヒロシマを舞台に、2つの楽器のたどった数奇な運命を描くノンフィクションです。
マルタ・アルゲリッチさんに推薦のお言葉をいただきました。
“The story of Akiko's piano and Palchikoff 's violin is about music for peace and their lives. This book tells us that life is more important than power.”
「明子さんのピアノとパルチコフさんのヴァイオリンの物語は、平和のための音楽と二人の人生を描いています。この本は私達に命が力よりも大切であることを教えてくれます。」
「明子さんのピアノと
パルチコフさんのヴァイオリン」
が刊行されました
2019年末からのコロナ禍で 来日がかなわなくなったGreat Artistsたちでしたが、昨年(2022年11月17日)マルタ・アルゲリッチさんと再会。
顔をあわせるなり「明子のピアノ覚えているわよ。また弾きに行きたい!!」と言って握手してくださいました。
そして今春、5年ぶりにお会いしたベンジャミン・フリスさん。
「ヒロシマでぜひ もう一度 明子のピアノを弾きたい」と…。
偉大なピアニストたちの心をとらえた「明子さんのピアノ」。レストハウスで世界中から訪れる人々をお待ちしています。
Martha Argerich and Benjamin Frith



改修されたレストハウスに置かれた明子さんのピアノ。



改修されたレストハウスに置かれた明子さんのピアノ。
奏で継ぐヒロシマ 〜被爆を生き抜いた2つの楽器〜
YouTubeコンサート
2021年8月6日(金)20:15–21:15
「明子さんのピアノ」と「パルチコフさんのヴァイオリン」を広島にゆかりのある2名の演奏家による美しい共演。
ピアノ 三原友紀さん ヴァイオリン 坂 直さん
主催 ピースボート

「平和を奏でる明子さんのピアノ」と題して第1部から4部まで長期連載されました。丁寧な取材と様々な角度からの記事の内容にが大きな反響がありました。現在、中国新聞デジタルで19本の記事を読むことができます。

(Sony Music 2021年3月24日)
(以下はAmazonのウェブサイトより引用)
被爆したピアノが奏でる協奏曲。広島「平和の夕べ」公演の実況録音。
広島の被爆75年という節目の年である2020年8月に広島で2日にわたって行なわれた広島交響楽団による「平和の夕べ」コンサート。被爆した「明子さんのピアノ」が、奇蹟的に修復されて保存されていることを知ったロンドン在住の作曲家、藤倉大がそのピアノからインスパイアされて作曲した新しいピアノ協奏曲は、藤倉の申し出を快く受け入れた巨匠マルタ・アルゲリッチを迎えて行われる予定であったが、折からのコロナ禍により来日できず、かわって広島出身のピアニスト、萩原麻未によって初演された。そのほかにメモリアル・イヤーだったベートーヴェンの弦楽四重奏曲の弦楽合奏版、海外で活躍するメゾソプラノ、藤村実穂子を迎えたマーラーの歌曲、齋藤秀雄によって管弦楽にアレンジされたバッハの「シャコンヌ」を加えたこの記念すべきライヴ・アルバムからは、間違いなく未来への希望が聞き取れることだろう。
ピアノ協奏曲第4番「Akiko's Piano」 広島交響楽団 2020「平和の夕べ」コンサート 〜Music for Peace〜 より
作曲家 藤倉大氏 ピアノ協奏曲第4番《Akiko's Piano》を語る
「藤倉大氏Official WebsiteのNewsページ」
マルタ・アルゲリッチから、ピアノ協奏曲第4番「Akiko's piano」世界初演に向けてメッセージ

小菅優さんによる「Akiko's Piano」についての話と、カデンツァ部分「"Akiko’s Diary"」の演奏
2020年11/27 東京オペラシティ コンサートホールでのピアノ・リサイタル 「Four Elements Vol.4 Earth」から